礼拝

逃れる道

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「神は真実な方です。あなたがたを耐えられないような試練に遭わせることはなさらず、試練と共に、それに耐えられるよう、逃れる道をも備えていてくださいます。」

(聖書、コリントの信徒への手紙一 10章13節)

1月の第2週に、北海道の教会をお訪ねしました。地区の教会から研修をかねて送り出されました。札幌の定山渓で北海道の教会のみなさんが400名ぐらい集まられたそこで、東京の地区からの挨拶をするのが役目です。せっかくなので、交流のある名寄や興部の教会もうかがう予定にしていました。結果的には無事予定通り帰ってきたのですが、ちょうどその頃、大寒波と大雪で、厳しい北海道の冬を堪能してきました。
名寄に移動する日に、朝から列車が動いていないとのこと。札幌から北へ稚内まで通じているのが宗谷本線ですが、幸い午後2時頃から動いた旭川行きの列車に乗れました。旭川から目的地の名寄までは、その時点では動いていませんでした。同行してくださった旭川の牧師が「名寄まで車で送ってあげる」とおっしゃるので土地勘のない私はありがたくお受けしたのですが、興部教会の牧師が「先生、それは無理でしょう」と。あとでその意味を痛感しました。旭川についた頃、また幸いに朝からの名寄行きの始発が午後4時頃動き、それに乗って名寄に着いたのは午後7時でした。

その夜、名寄の教会の先生とイタリアンレストランの夫妻が、こんな真冬にたずねてくださる方はまずいないのでうれしい、と歓迎してくださいました。名寄の名物のサンピラーのことを初めて聞きました。空気中の水分が凍ってキラキラしているものが風で柱(ピラー)のように舞い上がったとき、そこに太陽(サン)の光で輝く柱になるそうです。有名だけれど、ほとんど見た人はいなくて写真だけで見るのが普通とのこと。その日、名寄にしては暖かくマイナス5度でした。
ひとつ、思い出したことがありました。それは青森に住んでいた頃のことですが、雪が降って大変でしたが、ひとつだけいいことがありました。それは、夜が雪で明るくなることでした。
いろいろある中でも、神様がひとついいことを与えて、大変なことに逃れる道を備えてくださるよう、祝福をお祈りします。

(牧師 願念 望)

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